第10類 附属図書館沿革略年表・大学概要・附属図書館概要
飯塚 實、久保田満子
1 横浜国立大学附属図書館沿革略年表
昭和24年 5月31日 国立学校設置法(昭和24年法律第150号)により、横浜国立大学が設置され るとともに、附属図書館が設置され、準備事務室を学芸学部構内(鎌倉市雪の 下)においた。 〃 10月 1日 学芸学部分館、経済学部分館及び工学部分館が設置された。
館長、分館長及び事務長が発令された。昭和25年 3月22日 附属図書館規則を制定した。 〃 3月 附属図書館事務室(庶務、司書係)を工学部構内(南区大岡町)に置いた。 〃 10月 1日 本館で一括集中整理を開始した。(辞書体目録の作成) 昭和26年 4月 1日 学芸学部分館立野分室が設置された。 昭和28年 8月 文部省委嘱により、本学で司書・司書補講習会を開催した。 〃 10月 1日 学芸学部分館立野分室が昇格し、学芸学部横浜分館が設置された。 昭和29年10月11〜
14日第1回全国国立大学附属図書館長会議・文部省主催研究集会 (現在の国立大学図書館協議会)を開催した。 昭和31年 3月 図書館事務室を経済学部構内(南区清水ケ丘)に移転した。 昭和34年 4月 1日 経済学図書係を廃止し、附属図書館に経済図書係が振替配置された。 〃 9月 1日 学芸学部横浜分館が経済学部構内(南区清水ケ丘)に移転した。 昭和35年 3月25日 人事院依嘱により、国立大学図書館専門職員採用試験を実施した。 〃 9月16・
17日第16回関東地区国立大学図書館協議会を開催した。 昭和36年 2月21・
22日人事院依嘱により、国立大学図書館専門職員採用試験を実施 した。 昭和39年 5月16日 工学部分館が工学部拡充後援会の寄付により竣工(RC2F 1,608 m2) した。 昭和40年 1月13日 学芸学部の火災により、蔵書の一部を消失した。 〃 9月 1日 学芸学部分館が経済学部構内(南区清水ケ丘)に移転した。 昭和41年 4月 1日 学芸学部の名称変更に伴い、学芸学部分館を教育学部分館、学芸学部横浜 分館を教育学部横浜分館と改めた。 〃 11月21日 文部省大学図書館視察委員による実地視察をうけた。 昭和42年 7月 附属図書館文献複写規定及び学内文献複写等取扱規定を制定した。 〃 9月16日 庶務係を管理係に改め、新たに参考係が配置された。 昭和44年 1月30・
31日第5回関東地区国立大学附属図書館職員研修会を開催した。 〃 3月14日
〜10月31日大学紛争による学生の構内占拠のため、横浜附属学校構内(中区立野町) に、続いて常盤台地区に移転、10月封鎖解除により清水ケ丘に復帰した。なお、 この紛争により蔵書の一部を亡失した。 昭和46年 3月31日 横浜分校の廃止に伴い、教育学部横浜分館を廃止した。 〃 4月1日 司書係を整理係に改め、新たに運用係が配置された。 〃 昭和46-47年度指定図書実施校となった。 〃 本館運営委員会が設置された。(51年3月まで) 昭和48年 2月 9日 図書館将来委員会が発足した。(51年3月まで) 〃 9月12日 中央図書館新営工事着工。 昭和49年 6月15日 中央図書館が常盤台地区に竣工(RC4F 3,957m2)した。 〃 6月 経済学部分館が経済学部研究棟内に竣工(RC2F 1,290m2)した。 〃 8月19日 本館が清水ケ丘から常盤台地区に移転した。 〃 9月24日 本館、教育学部分館及び経済学部分館が常盤台地区に移転した。 昭和50年 6月27日 選書委員会が設置された。(52年3月まで) 〃 9月23日 選書委員会内規が制定された。 昭和51年 3月31日 教育学部分館、経済学部分館及び工学部分館が廃止された。 〃 4月 1日 附属図書館規則を全面改正するとともに、附属図書館運営委員会規程及び 附属図書館利用規程及び附属図書館長選考規程が施行された。 教育分室、経済・経営分室及び工学分室を設置した。事務組織の統合並び に事務部課制の実施に伴い、教育学部図書係及び工学部図書係を廃止し、管理 係を総務係に、経済図書係を受入係に改め、閲覧課に雑誌係が配置された。
事務部 整理課(総務係、受入係、整理係)
閲覧課(運用係、参考係、雑誌係)〃 10月22日 『館報』を創刊した。 昭和52年 1月 辞書体目録の作成を中止し以後受入分は著者、書名目録とした。 〃 4月 1日 附属図書館図書館資料選定小委員会細則及び資料取扱区分の基準を制定し た。 〃 10月20・
21日第10回関東地区国立大学附属図書館事務(部・課)長会議を 本学附属図書館で開催した。 昭和53年 4月 経済学部附属貿易文献資料センターの発足に伴い、経済・経営分室の一部 (187.19m2)を経済学部に移管した。 〃 8月 国立大学図書館協議会相互協力調査研究班の主査館となった。 〃 9月25日 川村直子氏より Japan Arts Festival受賞作品「作品'67-Q」を寄贈され たことに対する褒賞の伝達式を行った。 昭和54年 2月 電算機(ACOS 200)を導入した。 〃 3月15日 工学分室が竣工(1,930m2)した。 〃 9月 2日 工学分室が大岡地区より常磐台地区に移転した。 〃 9月11日 電算機による貸出サービスを中央図書館で開始した。 〃 9月18日 工学分室が開館した。 昭和55年 1月29日 附属図書館充実第4次実施計画が策定された。 〃 4月 1日 日本図書館協会大学図書館部会長館となった。(昭和57年3月末まで) 〃 6月 電算機による図書受入業務(バッジ処理)を開始した。 〃 6月13日 神奈川県内(5大学)図書館相互利用制度が発足した。 〃 9月18・
19日第1回大学図書館研究集会を横浜開港記念会館で開催した。 〃 9月 電算機による雑誌受入業務(バッジ処理)を開始した。 昭和56年 4月 1日 附属図書館規程を一部改正した。
[従来の中央図書館及び各分室を、中央図書館(含む教育科学・人文科学研究フ ロア)、社会科学系研究図書館及び理工学系研究図書館に改めたこと、及び国 立大学図書館間相互利用制度への対応〕
整理課に収書係が配置され、整理係を目 録係に改め、また、閲覧課雑誌係を学術情報係に改めた。〃 4月 雑誌受入業務のオンライン処理を開始した。 〃 9月16・
17日第2回大学図書館研究集会を国立婦人教育会館(武蔵嵐山) で開催した。 昭和57年 1月15日 国立大学図書館間相互利用制度が開始された。 〃 4月 1日 附属図書館運営委員会規程及び図書館資料選定小委員会細則を一部改正し た。(環境科学研究センター設置による委員数の変更) 昭和58年 4月 1日 神奈川県内大学図書館相互利用制度が開始された。 〃 5月19日 自然科学系外国雑誌特別委員会第1回委員会開催(7月21日まで) 昭和59年 1月 1日 整理課に図書館専門員が配置された。 〃 4月 1日 日本図書館協会大学図書館部会長館となった。(昭和61年3月末まで) 〃 4月19・
20日第40回関東地区大学図書館協議会を横浜郵便貯金会館で開催 した。 〃 11月29・
30日第5回大学図書館研究集会を県立婦人総合センター(江の島) で開催した。 〃 11月 中央図書館増築工事着工。 昭和60年 7月27日 2号館増築工事が竣工(3,492m2)した。 〃 9月13日 1号館の改修工事が完成した。 〃 11月 7〜
9日第19回関東地区国立大学附属図書館職員研修会を筑波大学で 開催した。 〃 12月12〜
14日第6回大学図書館研究集会を国立教育会館筑波分館で開催し た。 昭和62年 1月 新電算機システム(NEC150/78VS)を導入した。 〃 カード目録作成をやめて、新システムによる目録作成を開始した。 〃 3月26日 学術情報センターに接続し、オンライン目録システム(NACSIS-CAT) の利 用を開始した。全国総合目録データベースへの登録を開始した。 〃 4月 1日 利用規程を改正(貸出冊数の変更)した。 昭和63年 2月24日 一般市民利用への対応要項を策定した。 〃 4月 1日 附属図書館運営委員会規程、附属図書館長選考規程、図書館資料選定小委 員会細則を一部改正した。 〃 整理課を情報管理課、閲覧課を情報サービス課に、 また、収書係を雑誌受入係、受入係を図書受入係に改めた。 〃 4月 1日 神奈川県内大学図書館相互協力協議会会長館となった。(平成2年3月末まで) 〃 8月 社会科学系研究図書館から図書約27,000冊を中央図書館に移動した。 〃 11月16〜
18日第22回関東地区国立大学附属図書館職員研修会を神奈川婦人 会館で開催した。 平成元年10月 1日 附属図書館文献複写規程を一部改正するとともに、文献複写料金徴収猶予 取扱細則を制定した。 平成 2年 2月20日 社会科学系研究図書館将来計画検討小委員会を設置した。(9月まで) 〃 4月 1日 附属図書館文献複写規程および学内文献複写規程を一部改正した。(複写 料金の値上げ) 〃 4月 電算機(NEC3100/70A)を更新した。 〃 7月 2〜
13日平成2年度目録システム講習会(地域講習会)を学術情報センターと共催した。 〃 10月11日 附属図書館運営委員会規程及び図書館資料選定小委員会細 則を一部改正した。 (国際経済法学研究科設置による委員数の変更) 〃 10月12日 自然系外国雑誌ワーキンググループを設置した。(平3年2月まで) 〃 11月15・
16日第4回国立大学図書館協議会シンポジウム(東地区)を横浜 で開催した。 平成 3年 1月22日 社会科学系研究図書館将来計画が策定された。 〃 9月 2日 文献複写カード使用実施要項を定めた。 〃 12月 3日 図書館資料の不用決定及び廃棄に関する基準を裁定した。 〃 一括寄贈資料選定取扱要項を制定した。 〃 社会科学系研究図書館ワーキング・グループを設置した。 平成 4年 4月 1日 >学術情報センターILLシステム(NACSIS-ILL)稼働にともない、オンライ ンによる図書館間相互利用サービスを開始した。 〃 5月 2日〜 国家公務員週休二日制完全実施にともない、土曜休館となる。 〃 5〜 7月 中央図書館開架図書の蔵書点検を実施した。 〃 6月 AV室を新装し、大型テレビ1台、ブース2台を備えつけた。 〃 6月 8日 『横国大図ニュース』を創刊した。 〃 7月〜 附属図書館の現状と課題検討会(事務部)を実施した。(平5年3月まで7回 ) 〃 11月 中央図書館開架書架を増設した。 平成 5年 2月 社会科学系研究図書館開架図書約20,000冊を中央図書館に移動した。 〃 3月 社会科学系研究図書館2階フロアに書架を増改修した。(2,390段) 〃 3月 社会科学系研究図書館に「社会科学系学術雑誌フロア」及び保存書庫を設 置した。 〃 3〜 6月 中央図書館及び理工学系研究図書館の外壁等改修工事を行った。 〃 6月 2日 第1回図書館モニター会議を開催した。 〃 6月28日
〜 7月 9日平成5年度目録システム講習会(地域講習会)を学術情報センターと共催した。 〃 9月 蔵書数が100万冊を突破した。 〃 10月 2日 土曜日開館を実施した。(中央図書館1館のみ 休業期間中は除く) 〃 11月18日 カール・シャウプ・コレクションを受入れた。 〃 12月 社会科学系研究図書館新分類図書約33,500冊を中央図書館に移動した。 平成 6年 1月19・
20日平成5年度国立大学附属図書館事務部長会議をメルパル クYOKOHAMAで開催した。 〃 2月 図書館紹介ビデオが完成した。 〃 3月 保存書庫に集密書架を設 置した。 〃 7月22日 OPAC館外サービスを開始した。 平成 7年 4月 1日 事務組織を大幅改組した。 〃 4月18・
19日第51回関東地区国立大学図書館協議会総会をメルパル クYOKOHAMAで開催した。 〃 6月 5日 CD-ROMサーバシステムによるサービスを開始した。 〃 12月 1日 業務用電子計算機システムを更新した。 平成 8年 3月25日 入退館管理システムの運用を開始した。 〃 7月 3・
4日第43回国立大学図書館協議会総会を県民ホールで開催した。 〃 11月21日 アンケート調査(学生対象)を実施した。 〃 12月 6日 「1996年度(平成8年度)附属図書館運営委員会への検討依頼事項」につい て、学長に答申した。 平成 9年 2月18日 名誉教授の図書帯出取扱要項を制定した。 〃 3月31日 1号館1階にパーティションを設置した。 〃 3月31日 1号館2階メインカウンター奥に閲覧準備室を設置した。
LastUpdate:1999.11.24
横浜国立大学附属図書館