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  昭和59年度主要購入図書の紹介

 

1.政友(明治33年〜昭和15年) 44巻

 立憲政友会機関紙の復刻。日本近代の政治経済,社会,文化,思想,法律等各分野にわたる基本的資料である。

配架場所:中央図

 

2.東寺百合文書 256冊

 京都の東寺が伝来,旧蔵していた日本の古代,中世,近世における古文書を写真複製したもので,今回購入するのは,イ函からセ函までのものである。主として中世に東寺が領有していた荘園関係の文書が多く,中世史研究のみならず,国文学,国語学,日本経済史,歴史地理などの分野でも非常に役立つ史料である。

配架場所:中央図

 

3.女学雑誌(明治18年〜明治37年) 16帙

 キリスト教系の女性啓蒙誌の復刻。明治女学校を母体としたこの雑誌は,単なる女子教育雑誌にとどまらず,明治のロマン主義文学の母胎として,近代文学史上非常に重要な位置をしめるものである。

配架場所:中央図

 

4.American Business Abroad. 50巻

 この資料は欧米企業の海外進出に関する古典的著作のコレクションであり,欧米企業の国際化の展開や実態を把握するに際して不可欠の資料である。

配架場所:社会図

 

5.Comprehensive Heterocyclic Chemistry.

 この全書は複素環式化合物の構造,反応,合成,利用に関する最新の成果を集大成したもので,医薬,農薬などの生理活性物質,高分子材料,電子材料,光エネルギー交換,色素,環境汚染等々の化学,化学工学および安全科学にかかわる者にとって非常に有用な資料である。

配架場所:中央図

 

6.Der Betrieb(1948〜1982)

 ドイツにおける経済,経営,法律,税法をはじめ,会計,管理に関するその時々の最新の情報が包含されている。ドイツの経営管理研究において不可欠の資料である。

配架場所:社会図

 

7.@ Edinburgh Review(Oct.1802〜April 1910)

  A Westminster Review(Jan.1824〜Jan.1914)

 19世紀イギリスに誕生した代表的な評論誌。当時の代表的な思想家,学者(J.ミル,J.S.ミル,カーライル,マルサス等)が寄稿している。イギリスに関する研究のみならず,広く政治,経済,社会思想の研究にとって不可欠の資料である。

配架場所:社会図

 

8.Poor's:Banks Financial(1930〜1941)

 これは,銀行,産業,企業活動などの状況を豊富な資料,統計などを用いて分析した叢書の一部で,とくに銀行の資金融資の状況が克明に記されている。ニューディールの銀行立法が制定された当時の企業金融,銀行経営,経済一般を明らかにする上で第一級の資料である。

配架場所:中央図

 


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