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第43回国立大学図書館協議会総会の開催
全国の国立大学附属図書館で構成されている国立大学図書館協議会の第43回総会が,平成8年の7月3日,4日の2日間にわたって神奈川県立県民ホールを会場にして開催されました。放送大学を含む99大学から館長および事務(部・課)長258名が出席し,来賓やオブザーバーを含めて300名規模のものとなりました。今回は関東地区国立大学図書館協議会が当番地区にあたっており,本学附属図書館が当番館として,地区他大学からの図書館職員の派遣協力を得て担当したものです。

1日目は,午前に,国立大学図書館協議会会長である東京大学の六本館長の開会の辞で幕を開け,本学の野村学長,関口館長が挨拶を行いました。開会式にひきつづいての全体会議では,一般経過報告や各種委員会等の報告,平成8年度の事業計画や予算についての協議が行われました。その後,平成8年度国立大学図書館協議会賞受賞者表彰式にうつり,「阪神・淡路大震災関係文献・資料の収集,保存,提供活動」が評価された神戸大学附属図書館のグループなど,三者に表彰状と記念品の授与がありました。午後は,文部省から臨席された林学術情報課長の所管事項説明の後,2会場に分かれた分科会で,「ILLサービスの改善」や「電子図書館へのシフト」など数件ずつのテーマについて,各館の取り組みの紹介を交えて協議が行われました

2日目は,午前に,「図書館活動における創意・工夫・研究成果等の事例報告」というテーマの研究集会が行われ,5つの館からの報告をもとに質疑応答がありました。午後は,来賓の猪瀬学術情報センター所長からの挨拶があり,まとめの全体会議と閉会式が行われ,全日程を盛会のうちに終了しました。


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